30代の頃、自律神経失調症と診断された時私の身体はバラバラでした。
頭では「俺は大丈夫。病気じゃない!」と考えていても、何かをするとき心は怖くて震えていました。
例えば電車に乗るのが怖くて震えていたんです。
心が恐れを抱いているうちに、身体から脂汗は出るは、胃は痙攣するは、筋肉がつり始めるはでどうにもならない状況になりました。
その時、感じたんです。「人の身体はいつもバランスが保たれているから普通の生活を送れるんだ」って。
そんな状況の中である人に教えてもらったことがあります。
「病気は90%以上自分が引き起こしている」と言う事を。
例えば、人間関係に悩むストレスを抱えると胃が悪くなる。お金の事で悩むと肝臓が悪くなる。異性の事で悪ふざけして悩むと目が悪くなる。等。
悩みの種類によって人の内臓が病むんだそうです。
一つ一つの人間のパーツは、頭と心のバランスが乱れるとそれに呼応して機能が正常に動かなくなっていくというのが、人だというのです。
その話を聞いて思ったのですが「人が集まっている企業、行政、学校等の組織もこの考え方に当てはまらないだろうか?」という事。
組織の頭が「ああしよう!こうしよう!」「それじゃだめだ!」「マネージメントはこうあるべきだ!」なんて言ったところで、各部署の担当が理解しないで動かなかったら組織として機能しませんよね。
これは、まさに、頭と体がアンバランスな状態なんだと思うんです。
いっそ、頭はビジョンだけ伝えてビジョンに合わせた企画や実績を上げた人を褒める(評価)だけにして、ストレスを除いていく環境整備さえすれば自然と機能バランスが整ったりするかもしれませんね(笑)
頭があれやこれや気を揉むと「組織の機能不全を起こしやすい体質になって行くんじゃないのかなぁ」なんて考えちゃいます。
コメントをお書きください