最近の国会で議論されている内容があまりにもゴシップ的でつまらなく、blogに書くに及ばずと思っていたので、これまで書いてこなかったのですが、なかなかゴシップ的な議論が終わらなそうなので、私なりの考えを書いてみることにしました(笑)
まずは、「森友問題」への野党とマスコミの追求。
内容は既に皆さんご存知だと思うのでここでは割愛しますが、この段階では昔ながらの政治力というものが崩壊し、新しい働き方の時代になるきっかけを時代が与えてくれていると個人的にはプラスにとらえていました。
もう少し具体的に言うと、忖度という名回しや上長の意向を組む仕事の仕方に時代がNOを突き付け、清覧潔白に仕事を進めなさいよというメッセージと考えていたのです。
しかし、野党の中にもこの問題の当事者が居るというのに、その野党議員の名前は途中から消え、与党のみで事が進んだという三流ゴシップ的な流れになってしまいました。
そして、その流れが消えかかった時、次に「加計問題」が主役に躍り出てきました。
この「加計問題」では、総理のお友達が理事長をしていたので、それまで獣医学部を文部科学省がNOと言っていたのに、突然総理のご意向によってYESに変わったというゴシップネタです(笑)
森友学園問題では時代の変化だとプラスに考えていたのですが、総理つぶしのゴシップネタが続いてくると、時代の変化だという崇高な考えから、国会議員の特に野党議員の質に疑問が出て来てしまいました。
仕事の働き方を時代の変化に合わせて正当に変えるんだという意識ではなく、偉い人潰しという子供の喧嘩にしか感じなくなってきたのです。
特に、元事務次官のガールズバー議論に発展した段階で、「呆れた」から「怒り」に変わっていきます。
はっきり言いますが、事務次官がそもそも調査に一人で行きますか?
それも、30数回も。
TVに女性が出て来て「何もなかった。相談に乗ってもらっただけ」と語っていましたが、「そりょそうでしょう。何かあったら、それこそ問題です。」
ただ、お酒を女性と飲んで話をした。つまり、ガールズバーで遊んだってことになりませんか?(笑)
仕事柄、文部科学省関係者のお友達もいるので語りたくなかったのですが、事務次官がなぜ辞めたのかをもう一度真摯に受け止めて欲しい。
そして、腹いせにしか見えないゴシップを辞めた後に語って欲しくはありません。
武士道の日本において、卑怯な男子としか見えてきません。
今どき、武士道と書くと右側の人かと言われそうですが、私は日本人が本来の心を思い出し、国の繁栄は勿論、世界の為に働ける国だと思っているからこそ、日本人の心の根底に清くある武士道を使わせてもらっています。
そして、仏教思想、神道思想などこれまでの日本で根付いた和の精神がこの国の繁栄に欠かせないものだという事も考えています。
私の尊敬するチャップリンは初めて日本を訪れた時次の様に私たちの日本を評価してくれました。
「科学技術は欧米に劣っているかもしれないが、日本の精神、文化はどの国よりも進んでいる。これが人間の原風景である」と。
そして、現在も多くの外国人の皆さんが日本人の心、文化にひかれています。
是非、国会議員の皆さんは、未来の日本人がより明るくなれる様質の高い政治の力を付け仕事をして欲しいと願っています。