昨日58歳の誕生日を迎えました。
何とも・・年を取ったものです(笑)18歳と58歳と8歳は同じでも大きな違いの8歳だこと。
後2年で大人になるどころか還暦になってしまいます。
暦が一周してしまうなんて、自分事のように感じませんね。
それにしても、この年齢は自分にとっては大きな節目の年として昔から感じていた年なのです。
なぜなら、私の父は57歳でこの世を去りました。
私が25歳の年です。
ですから、昨年57歳になった時は「父と同じ年まで生きてきた」という感慨と「父の分まで長生きしたい」という切なさが入り乱れていたのです。
そして、その年も終わり父が経験しなかった年齢を迎えました。
この1年を振り返ってみると、父の57歳は苦労ばかりの1年だったのですが、私の1年は子供の結婚、初孫の誕生など幸大き1年でした。
父には申し訳なのですが大きな大きな隔たりのある人生です。
「申し訳ない」等と言ってしまいましたが、やっと言える気持ちになったという事でしょうか。
亡くなって数年は「苦労をかけやがって!」と父への憎しみだけがあった気がします。
「勝手に借金を作り、勝手に病気になって死んでいくなんて」「遺産もマイナスで放棄手続きまでさせやがって」等など。
ですから、57歳までは父の様にはならないという戒めの人生であり、私にとってターニングポイントの1年だったのです。
その意味で、58歳以降は父の背の面影もない独自の人生となります。
とはいえ、これまで同様、家族の笑顔、心の平安を心に刻み進んでいこうと思っています
そして、サラリーマンを辞めた志を忘れず、少しでも自分の言葉、行いが社会の幸せにつながる生き方を進めていこうと改めて考えています。
いくつまで生きれるのか分かりませんが、生かされている事を忘れずに、自分自身の成長の為に生かせれている課題をクリアーできれば良いのだと思う誕生日でした。
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