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2018年春入社の就活はどんな状況なんでしょうかね?

9月になると、私の就活を思い出します。

ここ数年、人材不足とやらで学生にとっては売り手市場が継続しているようで、既に内定を受けている学生がほとんどだと聞いています。

私の頃も売り手市場ではあったのですが、前年まで青田刈りが激しく横行し、国が規則を厳しくした為に、9月から面接解禁厳守となり、約2か月で面接、内定、内定式とスケジュールが組まれていきました。その結果、私たち学生は9月に入った瞬間から毎日せわしなく企業訪問を繰り返し、私は駅の立ち食いソバが日々の昼食でした(笑)

社会人になって数年後、バブル期が到来します。

その意味で、ちょうど私が就活をしていた1981年は日本の拡大期に差し掛かった為に、新しい事業や新しい企業などが立ち上がり、国も企業も人材の確保を規則通りに実施し、平等に人材の確保を制度化したいという意味だったのだと思えます。

その意味で、学生にとっては本当の売り手市場の年だったのです。

しかし、ここ数年の売り手市場は、その実態として「少子化による人材の縮小」が売り手市場と化していると見えるのですが皆さんはどう思われますか?

アベノミクスによる経済の拡大と言えるとかというと実感として私はありません。確かに、民主党政権時と比べると成長しているとは思えますが・・・。

これから約2か月。学生にとっては新しい人生の道が確定する重要な日々となるんですね。そして、その日々は長い人生の貴重な学びの日々ともなります。是非、有意義に過ごして欲しいと思います。

 

と、いうことで・・・来年社会人となる学生の皆さんへメッセージを最後に書かせてくださいね(笑)

 

「もし、来年入社する企業が自分と合わなければ辞めてください(笑)。今大学も3年以内に辞めるな!と大学構内にプラカードを掲示して辞めない運動なるものを啓発していますが、私としては「?」です。

なぜなら、人生の選択肢は100万通りもあるのですから一度決めたからそこに是が非でもいなければならないなんてことはありません。

もし、心が病んだり、身体が悲鳴を上げたら辞めればいいんです。

他人に何と言われようが自分が選択して決めれば良いのです。

でも、ひとつだけ覚えておいてください。

自分が入った会社は縁があったという事を。

もし、縁あって入った会社で嫌な思いをしたなら、それは学びの機会を天から与えられたという事を。

嫌な思いは自分の足りなさです。

会社を辞める時心に刻んでください。「学ばせてもらった!」って。

そして、新しい選択を自らが見つけ、その選択に自信をもって次に行って欲しいと願っています。

ガンバレ!!学生諸君。ガンバレ!!来年の社会人たち。」