皆さんは、お正月っていつまでかって知ってました?池上さんのお正月特番で流していたのは、松の内をお正月の定義にするようで、その松の内は関東圏が7日まで、関西圏が15日まで、その他の地域は色々、らしいです。
お雑煮の餅も具も味噌も地方によって色んな形があるのと一緒で、文化も地方によって独特の習わしがあるものなんですね。
知らなかったなぁ。50数年生きていてまだまだ知らない事って多く、それを知ることがワクワクしてうれしくなってしまいます。
いくつになっても、新しい知識が身体に入ってくるというのは、何か新鮮で細胞が喜ぶような気がします。試験の勉強はいまだに嫌いですが(笑)試験とは関係のない新しい知識を得るっていうのは良いものだと改めて思ってしまいました。
ところで、最近神道に興味があり、神社のお参りの仕方やら日本の神様の事やらを改めて本から知識を得ているのですが、なるほどってことがやっぱり数多くあります。
例えば「参道」。これは、赤ちゃんが生まれてくる「産道」。字は違っても読み方が一緒に意味があるらしいです。そして、その参道の先にある神殿が「子宮」。つまり、神社は人が生まれてくる女性の身体を現わしているんですね。だから、やっぱり女性は偉い!ってことです(笑)
それと、神様って一括りで言っていますが、そのご神体は天皇家の氏神様だったり、五穀豊穣を願う農業の神様だったり、戦いの神様だったり、学問の神様だったり、海の神様だったり等など。神様と言っても八百万の神が日本には祀られています。
その事を何も知らずに、五穀豊穣の神様に恋愛成就を願っても叶うわけありませんし、恋愛の神様に商売繁盛を願っても「その願いはあっちだよ」って思われておしまい(笑)
やっぱり、神様の強みを知った上で願った方が力になってくれますよね。
そんな風に考えていくと、やっぱり「知る」っていう事はいくつになっても必要な事だなぁなんて感じてしまいます。
年末にある小学校で授業をさせていただいたのですが、子供たちに「今なぜ勉強しているの?」と聞いたところ、ばつの悪そうな顔の子供たちがたくさんいました。私もそうだったと記憶していますが、改めてそんな事を聞かれてもなんと答えて良いかわかりませんよね。
でも、将来今の勉強が「人々の幸せにつながっているんだよ」って伝えるとみるみる顔が明るくなって眼が輝きだしたんです。
これまでの経験から言えることは、子供も大人も知識が人々の幸せに貢献することが理解できると、がぜんやる気が出て来て前向きに学び始めるんですよ。つまり、授業をさせていただいた子供たちもそんな気持ちになってくれたんだと思います。
神様だって、自分の事を知ってもらって、世の中に貢献したいんだという意思を願ってくれたら贔屓して願いを叶えてくるんじゃないでしょうか。勝手な妄想ではありますが、熱心に願い、自分の事を知ってくれている人に力を貸してくれるようになるのが、人も神も持っている情なんだと思います。
今年も、色々な場所へ行き、神様を理解してお近づきになって独立した願いを叶えられるよう頑張りますので、皆さんも今年一年よろしくお願いします!