平昌オリンピックが終了しますね。
日本は、長野オリンピックの獲得メダル10個を超え、13個のメダルを獲得しました。
一人一人の頑張りを見ていると、北朝鮮の美女応援団以上に家の中で「おじさん応援団」として胸や目頭を熱くしながら応援させていただきました。
よく頑張った!! 偉いぞ!!ってね(笑)
ところで、冬のオリンピックとは別に2月20日(現地 19日)に「技能オリンピック」がアラブ首長国連邦のアブダビで行われたのを知っていますか?
そこでも若きエンジニアがメダルを9個(金3個、銀2個、銅4個)取っていたんですよ。凄いですね。スポーツばかりではなく、技術の世界でもメダルを取っていたなんて、何気なく見ていたネットの記事に感激してしまいました。
でも・・・ネットの記事を読み進めていくと、メダル獲得数国別順位は9位。んん!?
そこで、過去の状況を知りたくなってネットを改めて探してみたのですが、大体3位以内だった日本が、今年9位だった事実に驚いてしまいました。
「もの作りニッポン」ってよく聞きますが、この技能オリンピックに関していえば韓国がメダル獲得数が多く、中国も台頭してきているのが現実だったんです。
最近、テレビでは日本の伝統技術やら最先端技術やら日本は凄い!!なんて映像を見てきたものですから、世界の中で先頭を走っているもんだと思っていました。でも、そうではないことを知ると、残念な気持ちとこれからの日本大丈夫か?とう不安がよぎります。
専門家から見れば、この小市民の親父の感想は的が外れているのかもしれませんが、実態を知ってしまうとなぜか将来を憂う気持ちになっているのです。
確かに、最近「理数系を強化しよう」とか「若きエンジニアを養成しよう」等と言っていますね。また、高等学校でも商業、工業、工芸、デザイン等に特化した学校が人気を呼んでいます。
子供が少なくなっている日本が将来成長する為にも、世界をリードする若いエンジニアやデザイナーがより必要な時代になったのだと感じます。
私の様に何も夢がないから普通科に行き、社会に出たくないから大学に行き、とりあえず就職すれば安泰なんて時代は、もう時代錯誤なんでしょうね。
でもそれはそれで正解だと思います。自分の手で世の中を動かしていくためには技術が必要です。その技術を使って世の中を明るくすることが出来れば、みんなが笑顔になれます。ただ、名の知れた学校に入学し卒業すれば良い時代は終わっているのですから。
さてさて、私の孫は将来どんな事をして世の中の人々を笑顔に出来るのかなぁ。爺として楽しみです(笑)