本日は誕生日。50代最後の誕生日を迎えました。何とも感慨深い日です。
若い頃は誕生日というのはただ単なる記念日の要素しか私にはなかったのですが、還暦に手の届く年になると家族に祝ってもらえるうれしさや、老いる寂しさや怖さやら、複雑な思いが交錯する日でもあります。
とは言え、誕生日のこの日、子供たちからプレゼントをもらい、食事を共にしてくれる時間を共有していると、これまで頑張って家族の為に働いてきたかいがあったなぁ・・なんていう喜びに満ちた日でもありました。
それに、1歳の孫と0歳の孫が子供たちの横にいてくれる喜びと感謝。特に、孫の顔を見ていると老いる寂しさや怖さなんて、まだまだ考える暇があったら「この子たちのたまにまだまだ働かなくちゃ」なんて考えている自分もいます。
家族の為にポジティブに人生生きていこうと誓った日でもあるのです(笑)
それにしても、サラリーマンを辞めたとはいえ、60歳が近くなるとこれからの仕事はどうしたものかと考えている自分がいます。
不思議なものです。もうサラリーマンじゃないわけですから定年等ないのに、です。
そんな事を考えるという事は、34年間宮遣いをしていた癖が身体に染み付いているという事でしょうか(笑)
それに、いまだに会社の夢を見ることがあります。誰が出世しただの、異動しただの、自分の席が移っただのと。身体に染み付いた会社勤めの性は2年以上辞めてもなお記憶に染み付いているようです。
始めは「この癖を早く抜くにはどうしたものか」等と考えていましたが、最近は「34年間の癖を2年で取ろうなんておこがましい」と開き直って入るのですが(*´∀`*)
ただ、還暦を迎える後1年で、本当に自分がしたいこと、この世でやりたいことを始めたいという気持ちになってはいます。
講演やコンサルのお仕事はこれまでの経験と知識を活用させていただいている仕事。でも、それが本当にこの世でやりたい仕事なのかどうかは正直、いまだにわかっていません。夢はあります。その夢に今向かっているのかどうかが、まだ、わかっていない自分がいます。
それを明らかにする1年にしたいと思います。きっと理解した時、身体の中から癖が抜けていくのかもしれませんね。
誕生日を祝ってくれている席で、長男のお嫁さんから「来年の3月予定の子供を授かりました」とうれしい報告を受けました。
なんと、私に3人目の孫が来年3月に誕生します!!思わずその報告を聞いた瞬間両手を挙げている自分がいました。「やったー!」って(笑)
1人めも2人めも、両手なんか上げなかったのに・・なぜ??
客観的に考えると爺さんとしての自覚が芽生えているんでしょうね。2人の孫への愛情が徐々に増してきてすっかり爺さんになっている自分がいるんだと感じます。
でも、それって幸せな事ですよね。私の父は57歳でこの世を去り、孫の顔を知らずにあの世に行ってしまったのですから。
それに比べると私の57歳、58歳は喜びに満ちた日々だったと言えます。
子供たちに感謝、妻に感謝、お仕事先の皆様に感謝、34年間働かせいただいた会社に感謝。これまで出会ったくれた皆様に感謝。そして、この世に生んでくれた父母に感謝。自分の娘を私と結婚させてくれた義父義母に感謝。
これからも多くの方々に感謝しつつ、また、1年頑張りますので皆様よろしくお願いいたします。